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カメラレンズの回折現象がどんな具合か調べてみた!

2016/05/29

回析現象アイキャッチ画像

 

通常、カメラレンズの「絞り」をどんどん絞っていくと、得られる画像のシャープ感が向上していきます。しかし、あるところから今度は逆にシャープ感が失われていき、ボケたような眠い画質になっていきます。

「小絞りボケ」と呼ばれるもので、光の回折現象(かいせつげんしょう)が原因です。

私が普段使っているデジタルカメラとレンズで、この「回折現象」がどんな具合か検証してみました。

検証に使用するカメラとレンズ

今回の「回折現象」の検証に使用するカメラとレンズを紹介しておきます。

  • カメラボディ:SONY 「NEX‐6」
  • レンズ:SONY 「SEL1670Z」

この組み合わせで検証していきます。

それぞれのスペックは以下のとおりです。

カメラボディ「NEX-6」のおもなスペック

撮像素子(イメージセンサー)  APS-Cサイズ
画素数  約1610万画素(有効画素数)

カメラレンズ「SEL1670Z」のおもなスペック

焦点距離  16mm~70mm(35mm版換算:24mm~105mm)
絞り値  F4~F22
最大撮影倍率  0.23倍

 

検証開始!
絞り値ごとに比較してみる

絞り値ごとに画像を並べて比較してみます。
被写体はこのブログらしく(?)、自作パソコン向けのマザーボードの一部分としました。

撮影時の設定など

フォーカスの位置は、だいたいですが下の画像の緑色の枠です。

AF枠

フォーカス枠の位置(画像クリックで拡大表示)

焦点距離は29mmとしました(35mm版換算で43.5mm)。理由は、このブログに掲載するための画像を撮影する際の焦点距離を「30mm」前後にすることが多いためです。

カメラがぶれてしまっては正確な検証ができませんので、三脚にしっかりと固定したうえで、2秒間の「セルフタイマー」を使い慎重に撮影を行いました。

検証スタート!

撮影した画像をトリミングし、等倍表示しました。

それぞれの画像サイズは「600 × 150」ドットです。画像をクリックすることで単体表示しますが、パソコンで閲覧している場合は表示サイズに違いはないと思います。

それでは見ていきましょう。

【F4】
F4.0

【F5.6】
F5.6

【F6.3】
F6.3

【F7.1】
F7.1

【F8】
F8

【F9】
F9

【F10】
F10

【F11】
F11

【F13】
F13

【F14】
F14

【F16】
F16

【F18】
F18

【F20】
F20

【F22】
F22

考察
「F8」がシャープ感のピークか?

検証画像をよく確認してみると、このレンズではシャープ感(解像感)に関して言えば「F8」の絞り値がピークのようです。

ただ、「F9」でも気になるほどでもないでしょう。個人的には「F11」あたりから画質の低下を感じます。

絶対にというわけではありませんが、とくに被写界深度が深く欲しい状況でも「F10」までかなと思いました。

まとめ

今回の検証結果としては、絞りを絞っていくと「F8」まではシャープ感(解像感)が向上し、その後は逆に低下していくということになりました。

注意しなければならないのは、今回の検証に使ったレンズではこういう結果になったということです。回析現象の現れ方は、レンズによって違ってきます。また、別の焦点距離で検証すれば、結果は同じかもしれませんが感じ方は変わってくるかもしれません。

私が今回の検証を行った目的の一つに、ブログに掲載する画像を撮影する際にどういう設定をすればよいのかを知りたかったというのがありました。当ブログに掲載する画像では、閲覧者の方々に写っている物の状態を正確に伝えたいと思っています。そこに芸術性を求めてはいません。求めるのはひたすら高いシャープ感(解像感)です。

しかし、これは写真に求められるものの一つにすぎません。逆にシャープ感が邪魔になる場合も考えられます。

というわけで、今回のような検証は写真を撮影する道具であるカメラやレンズの特性を知る上では意義のあることですが、写真を撮影する目的によっては感性も大事にしなければならないと思います。
ですので、あまり意識しすぎないようにしたいですね。



以上、「カメラレンズの回折現象がどんな具合か調べてみた!」の記事でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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