恥ずかしながら、HDD選びに失敗していました。
私は同じ自作パソコンを4年間使っていますが、データ保存のためのドライブとして、2台の3.5インチHDDを内蔵させています。
何を失敗していたのかというと、容量の選択です。メーカーの選定やインターフェース、回転数、保証期間などHDDを選ぶときに重要視する項目はいろいろあると思いますが、私の場合は容量の部分で失敗していました。
容量が大きすぎ!
本当に恥ずかしくてしょうがないのですが、今回は私の失敗を公開したいと思います。
自作パソコンのスペックとストレージ環境など
とりあえずは自作パソコンのスペックとストレージ構成、使い方などを簡単に説明します。
自作パソコンのスペック
ストレージ以外のスペックを簡単に紹介します。
CPU | インテル Core i7 3770 | 第3世代Coreプロセッサー 開発コードネーム「Ivy Bridge」 |
---|---|---|
マザーボード | ASRock Z77 Extreme4 | |
メインメモリ | CFD販売 W3U1333Q-4G | 4GB × 2 =8GB DDR3-1333 (PC3-10600) |
グラフィックスカード | MSI N560GTX-Ti Twin Frozr II OC | NVIDIA GeForce GTX560 Ti |
OS | 64bit版 Windows 7 Pro |
ざっくりですが、こんな感じです。使用期間は4年間です。
もうちょっと詳しいスペックについては、以下の記事で紹介しています。
・【2016年2月版】私の自作パソコンのスペックを紹介します!
ストレージ部分について
この自作パソコンで使用しているストレージは、SSDが1台、HDDが2台です。
SSD | PLEXTOR PX-128M3P | システムドライブとして使用 容量128GB |
---|---|---|
HDD | Western Digital WD Green | 2TB × 2台 データ保存用ドライブとして使用 RAIDは設定していない |
これらのストレージについても、使用期間は4年間です。
2台のHDDうち1台は、2つのパーティションに区切り、1つはOSのキャッシュドライブとして、もう1つはデータ保存用ドライブとして「マイドキュメント」や「マイピクチャ」などのフォルダを置いています。
もう1台のHDDは、パーティションを区切らず、すべてをバックアップドライブとして使用しています。
HDDの空き領域をチェック!大きすぎ・・・
HDDの空き領域を、ドライブのプロパティを見てチェックしていきます。
まずは2つのパーティションに区切って、データ保存用ドライブとして使っているドライブのほうからです。
使用領域が「204GB」、空き領域が「1.57TB」となっています。
つづいて、バックアップドライブとして使用しているHDDです。
使用領域が「510GB」、空き領域が「1.32TB」となっています。
考察
いやはや・・・。空き領域がまだまだありますね。
繰り返しになりますが、これらのHDDは4年間使ってきました。
どう考えても私の使い方では、容量がオーバースペックですね。
「大は小を兼ねる」という考え方もあると思いますが、すべての容量を使い切る前にHDD自体の寿命を迎えてしまいそうです。
どうして容量が2TBのHDDを購入したのだろう、ということを思い出してみると、約4年前の購入当時はHDDの1GB当たりの価格が「2TB」のものが一番安かったというのが理由だったと思います。間違っていたらすいません。
自分の使い方では、どれくらいが最適な容量なのかを考えないで購入してしまったんですね。
ちなみに、どんなファイルが容量を消費しているのか確認してみたところ、一番は画像ファイルで、その次にデジタルカメラのRAWデータ、そのまた次に動画ファイルでした。
ただし、動画ファイルは少しだけという感じでしたので、このような容量の消費となったのでしょう。
まとめ
私のパソコンの使い方では、HDDの容量は「1TB」ぐらいで十分なのかなと思いました。
「いや、500GBクラスで十分だろ!」
なんてことも言われてしまいそうですが…。
いずれにしろ私のHDD選びは失敗でした。
「自作パソコン」は趣味のもの あまり合理的に考えてはつまらない!
「私の場合は、HDDの容量は1TBで十分だ。2TBなんていらない」
確かにその通りだと思います。とても合理的です。
ただし、このような合理的な考え方が、自作パソコンのパーツ選びのすべてに当てはまるとは思えません。
「自作パソコン」は、趣味という一面を持っています。
もちろん、市販のパソコンでは用途に合致するものがないので、仕方なく自作パソコンを組むというケースもあるかとは思いますが・・・。
用途に対して完全にオーバースペックと思われるCPUやグラフィックスカードなどでも、自作パソコンに組み込んでいいと思います。ベンチマークソフトを回してみたり、普段はやらないような高い負荷のかかる作業をしてみて、その性能を体験するのも一興だと思います。
一般的にはアンバランスだと思われる、低スペックのCPUやグラフィックスカードと本格水冷システムとの組み合わせ。これもありだと思います。内部が見えるPCケースに組み込んで、稼働しているところを眺めながら一杯ひっかける。安い酒がうまくなりそうですね。
また逆に、徹底的に用途を絞り込んで、その用途に対して過不足のないパーツの組み合わせを考えて自作するというのも面白いでしょう。その機能美に酔いしれてしまいそうです。
これらのことは、「自作パソコン」が趣味だからこそです。
正解はありません。もっと自由に「自作パソコン」を楽しんでいきたいですね。
・・・とは言ったものの、HDDの容量に関しては当てはまらないですかね。500GB分のデータしか保存しないのに、「4TB」のHDDを使ってみたいなんてことはないと思いますし。
結論としては、「自由とはいえ、ちょっとは自分の用途も考えましょう」ということにしました。
以上、「HDD選びに失敗していた話。今頃気づいた・・・」の記事でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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